住宅診断項目｜住宅診断について

住宅診断（ホームインスペクション）について

住宅診断項目日本ホームインスペクターズ協会の診断項目を採用しています。

調査項目図

A 外回りの状態

A－1	基礎（屋外に面する部分）・基礎表面：著しいひび割れ、著しい欠損、水染みの跡、鉄筋の露出、モルタル仕上げの浮き・剥がれ
A－2	外壁仕上げ（屋外に面する部分）・外装材表面：著しいひび割れ／欠損、浮き、チョーキング（白亜化）、コケ／変退色／水染み跡、剥がれ／欠落、隙間／ずれ、腐食／サビ、白華（エフロレッセンス）・シーリング材：ひび割れ、剥離／破断、チョーキング（白亜化）
A－3	屋根・形状の変形・仕上げ材表面（瓦、スレート、金属系の屋根葺き材など）：著しいひび割れ、著しい欠損、剥がれ／ズレ、コケ／変退色、腐食
A－4	軒裏・形状の変形・仕上げ材表面：著しいひび割れ、著しい欠損、浮き、剥がれ、水染み跡、著しい割れ、腐食
A－5	雨樋・樋：変形、破損、外れ、著しい変退色・支持金物：変形、破損、サビ
A－6	外部金物等・配管配線貫通部の隙間・留め付け具（設備の支持金具、釘）：サビ、変形、破損、脱落・面格子：ぐらつき、サビ、腐食・手すり：ぐらつき、支持部材の腐食
A－7	バルコニー等・陸屋根、バルコニー：防水層の破断、床の沈み／腐食、手すりのぐらつき／支持部材の腐食・後付けバルコニー：支持部材の欠損／腐食
A－8	外部階段・構造体、支持部：著しい欠損、取り付け部の破損、ぐらつき・踏み面：腐食、破損・手すり：ぐらつき、支持部材の腐食

B 室内の状態

B－1	壁、柱、梁（屋内に面する部分）・仕上げ材表面（壁紙、左官、タイル、塗装など）：剥がれ／浮き、著しい割れ／ひび割れ／欠損、腐食／カビ、水染み跡・壁・柱の著しい傾斜
B－2	床・仕上げ材表面（フローリング、タイル、カーペット、畳など）：著しい割れ、剥がれ、ひび割れ、著しい欠損、著しいめくれ、腐食、カビ・歩行時の変化：著しい沈み、著しい床鳴り／きしみ・著しい傾斜
B－3	天井・仕上げ材表面（壁紙、左官、ボード、塗装など）：著しいひび割れ／欠損、腐食／カビ、水染み跡
B－4	階段・歩行時の変化（著しい沈み／きしみ）、著しい傾斜
B－5	開口部（サッシ、ドア、シャッター、雨戸）・動作不良

C 床下の状態 （点検口から目視で確認できる範囲内で）

C－1	土台および床組み・部材：著しい割れ、腐朽・虫食い跡、水染み跡、湿り気・接合部：緩み、金物の著しいサビ
C－2	基礎および床下面・基礎立ち上がり：著しいひび割れ、著しい欠損、鉄筋の露出、サビ汁を伴うひび割れ／欠損、蟻道と思われる付着物・床下面：著しいひび割れ、著しい欠損、鉄筋の露出、木くずの堆積、防湿措置なし、防湿シートの著しい隙間、著しい陥没
C－3	束・緩み、浮き、腐食、蟻道と思われる付着物

D 小屋裏・天井裏の状態 （点検口から目視で確認できる範囲内で）

D－1	小屋裏（梁、桁、小屋組み、野地板）・部材：著しい割れ、腐朽／虫食い跡、水染み跡、湿り気・接合部：緩み、金物の著しい不足、金物の著しいサビ、金物の著しい緩み
D－2	各階間の天井裏、下屋の小屋裏・部材：著しい割れ、腐朽／虫食い跡、水染み跡、湿り気・接合部：金物の著しい不足、金物の著しいサビ、金物の著しい緩み、緩み

E 設備の状態

E－1	給水設備・著しい給水量不足・水の著しい変色・漏水
E－2	給湯設備・著しい給湯量不足・給湯器：ガス給湯器／電気温水器の著しい劣化、製造年
E－3	排水設備・排水管（建物内）：封水の吸引／噴出し、排水不良／つまり、漏水・最終枡（敷地内）：著しい堆積物、内部の隙間
E－4	換気設備・著しい給排気量不足・動作不良・異音・ダクトの接続不良・外部貫通部の破損／滅失
E－5	火災警報器・未設置
E－6	その他・照明器具の不点灯その他

調査参考資料

主として、木造一戸建ての場合

A: 特に重要なもの・診断物件の平面図（各階）、立面図、断面図、矩計（かなばかり）図、建物配置図、仕上表（仕様書）。

B: 参考になるもの・建築確認申請書、地盤調査報告書、各伏せ図（床伏せ、基礎伏せ、小屋伏せ）、各設備図（換気、電気、ガス、水道、空調換気）、住宅性能評価書、（宅建業者からの）重要事項説明書など。

C: その他・マンション（区分所有者向け）の場合は、管理規約、総会議事録、長期修繕計画等。・図面が何もない場合は、販売用チラシでも！

・平面図は、調査当日前に当社にお渡しくださるようお願いいたします。平面図が無い場合、当社で調査用に簡易平面図を作成いたします（有料です）。
・できるだけ多くの図面、書類をご用意お願いいたします。ただし、これらの書類を利用できた場合、調査の際の参考としますが、建物の現状における適法性や、図面との整合性の確認は、調査の対象外です。