2019.08.31
権堂アーケード通りに面する弊社社屋のリフォーム工事が、のんびりと始まりました。
本建物は、登記が大正元年(1912年)とされており、築107年ということになります。
ただし、建築自体は、それ以前つまり明治時代にまで遡るのかもしれません。
もともとは3軒長屋だった建物ですが、現在では一番西側の1/3が切り離され、2軒長屋となっています。
その頃の権堂界隈は、耐火性を備えるために土蔵を模して造られたたお店が軒を並べていたとの記録が残っています。
本建物は、おそらく権堂通り最古の建物で、その時代の面影を残しています。
今回のリフォームは、まず2階の奥の間に手を入れて、休憩室&物置として、通常の利用ができるようにいたします。
事務所や外壁などは、今後、順番に手を加えていきます。
今回の工事は、檀田の(有)白鳥建設さまにお願いいたしました。
奥行きわずか二間とたいへん狭い中、大きく傾いた床のフローリング貼りなど、手間のかかる仕事をしていただいています。